平素は格別のご愛顧とご理解を賜り、深く感謝申し上げます。
イトウビルドは、平成2年に設立し翌年から住宅産業に参入して「豊かな住空間を創造するプロ集団として、地域社会の健康で快適な暮らしを応援する」を経営理念に30周年を迎えております。
今日まで多くのお客様に支えられ、実績と経験を積み重ねてまいりました。
そして、家づくりは住むお客様のことを考えたものでなければならないと感じ、近年は「健康住宅」「注文住宅」づくりに軸足を置いております。
そして、このところの話題は「新型コロナウイルス」ですが、このウイルスへの免疫機能を高めるために、人は十分な栄養摂取とあたたかい家での暮らしが必要と考えられております。高断熱の快適な居住空間は健康寿命を延ばし人が豊かに生きていくために不可欠な基本的予防策です。
そこで、快適な居住空間として、内装に自然素材の活用や湿気・化学物質・臭い等を外へ排出する特許工法の「呼吸する家」をお勧めしております。
これは住む家族の健康を守るために室内の“空気の質”が重要だからです。
私たちの身体は、1日に約2万回の呼吸を繰り返し、およそ15kgもの「空気」を取り込んでいると言われています。食べ物や飲み物は日々2kg程度の摂取で、空気の方がはるかに多いです。
もちろん、空気の場合は吸った後に吐き出すわけですが、それでも体の中に直接入れることに変わりはありません。ですから、空気中に含まれるものは食べ物や飲み物と同じように注意しなければなりません。
国は空気中のシックハウスを抑えるため2003年以降に建てられた住宅には24時間換気システムの設置を義務化し、2時間に1回室内の空気を入れ替えることにしました。
このように換気は大切ですが、換気をするだけでは健康で快適な住まいとは言えません。冬に寒さを我慢してまで換気をすれば風邪をひいてしまいますし、花粉症の季節は外気を室内に取り込みたくないでしょう。
換気で“空気の質”を維持するとともに、健康でいられるための温度と湿度のバランスを保つことが重要です。
寒いときに温度を挙げれば湿度が下がり、湿度が下がればウイルスは活性化します。一方湿度を挙げれば結露しカビやダニの発生につながります。
これらの問題を解決させる住空間づくりこそが、いま家づくりに求められることだと思います。
私共はこのような観点から、住むお客様の健康のための家づくりにこだわり、提案をしていきたいと思っております。
そして、健康寿命社会に貢献していくことが、地域業者としての使命であり、プロの仕事だと思っております。
どうぞ、ご理解を賜りご愛顧を頂きたく宜しくお願い申し上げます。
[家づくり瓦版より]
令和3年2月1日
取締役社長 田村 邦男
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