【健康住宅づくり】

田植えも終わり、緑あざやかな季節になりました。
6月20日は「健康住宅の日」に制定されており、
今回は、弊社の健康住宅づくりについて、
健康住宅「呼吸する家」をご紹介します。

健康住宅とは
よく聞かれる健康住宅とはどんな家づくりなのか。

「健康住宅に住むと病気が治る。」

家に住むだけでそうなるはずはなく、
住む人に優しい住宅であることが条件で、
健康に悪影響を与えない住宅ということです。
では、健康に与える悪影響にはどんなものがあるのか。

健康への悪影響①:カビ
6月20日を「健康住宅の日」としているのは、
カビなどをはじめとした悪影響が懸念される
梅雨の時期であることが由来です。

湿度が高いと結露しカビが生えます。
カビを食べてダニが繁殖します。
カビやダニの糞・死がいが空気中を漂い、
口や鼻から体内に入りアレルギーやぜん息を引き起こします。
湿気を排出し、結露のない家づくりが必要です。

健康への悪影響②:VOC
以前シックハウス症候群の原因の一つとして、
ホルムアルデヒドなどの揮発性有機溶剤(VOC)がありました。
現在はVOC濃度を下げた建材が使われるようになり、
新築住宅のVOC濃度は心配ないとされています。

それでもゼロということではありません。
建材以外の家具・衣類・化粧品・洗剤類・消臭剤類には、
VOCが含まれているものもあります。
湿度が高くなるとVOCの揮発濃度が上がり、
梅雨の時期はVOC濃度が高くなることが心配されます。
VOCなどの化学物質を室内から排出する必要があります。

24時間換気システム
現在の住宅は断熱性が高く気密も良くなっています。
ただし気密が良いということは密閉されることになり、
家の中の空気は窓を開けない限りこもったままです。
家事や住む人からも出る水分は湿度を上げ、
揮発したVOCは家の中に漂います。
これでは体に悪影響を与えシックハウスになります。

そのため現在は住宅を建てる際に、
24時間換気システムを設置しなければなりません。
24時間換気システムは電気で動き、
家の中の空気を外の空気と2時間に1回入れ替えます。
そして24時間止められません。

逆にいうと24時間換気システムを止めてしまうと、
悪影響を与える住宅になってしむということです。

24時間換気を止めてもよい家づくり
弊社の健康住宅「呼吸する家」にも換気システムは付けます。
「呼吸する家」はその換気システムを止めていても、
屋内の湿気やVOCなどの有害物質を排出できるのです。

湿度が下がり涼しく感じるため、
エアコンの稼働率も下がります。
ご入居者様からは洗濯物がよく乾くといわれます。

健康住宅「呼吸する家」
健康住宅「呼吸する家」は湿気やVOCなどを排出し、
人に優しい空気環境のよい家づくりです。

また、内装材には無垢材や自然素材を多用し、
特にクローゼットなどの収納には、
防湿・防虫効果の高い桐を使っています。
床や建具には赤松の無垢材を使い、
森林浴をしているような効果もあります。

健康住宅「呼吸する家」の常設展示場があり、
ご予約でいつでも内覧可能です。
空気のきれいな人に優しい家づくりをご確認下さい。

展示場「呼吸する家」のご予約はこちら → http://itobuild.co.jp/?page_id=12731