【地震に強い家づくり】

家は丈夫で長持ちが一番です。
地震でも心配のない家づくりを行い、
いつまでも安心に暮らしたいですよね。

家の耐震等級
大きな地震でも倒壊しない家。
それには基準があり、等級1から3まで3段階あります。

家を新築するときには等級を考え設計施工します。
完成時は設計通りの耐震性があり安心です。
でも、なんらかの原因で柱などが弱ると、
その性能は失われる場合があります。

熊本地震では大きな揺れが2回連続あり、
1回目で耐えた建物が2回目で倒壊した例もあります。
1回目で建物が弱くなったということですね。

蒸れ腐れが建物を弱くする
最初は乾燥している木でも湿気で蒸れると腐ります。
接着剤で貼り合わせた合板は湿気ではがれたりもします。
近年は高気密高断熱の家づくりが進み、
新建材やビニールクロスを使った家がほとんどです。
これにより湿気が室内にこもりやすくなりました。

家自体もビニールでくるみ気密をよくしたため、
壁の中の通気が取れなくなり、湿気が入り込むと蒸れます。
壁の中が蒸れた状態では、木材が腐りシロアリも発生します。
そんな状態では柱などの強度は弱くなり、
結果的に耐震性能が悪くなってしまうということなんです。
壁の中の状態が見えないのがやっかいなんです。

壁の中の通気で丈夫な家づくり
壁の中に通気が取れていると蒸れません。
蒸れないことで木材の劣化が起きず長持ちします。
古い仏閣が長持ちしているのは通気が保たれているからです。
通気が良いと寒くなりがちですが暖かく出来ます。
10/12のブログ「日本の住宅寿命」の中でも紹介している、
「風通しと暖かさを両立」できる「呼吸する家」が解決します。

「呼吸する家」は壁の中に蒸れを防ぐ通気層があり、
夏はどんどん通気して蒸れを防ぎ家自体も涼しくなります。
冬は通気を制御して高気密高断熱になり暖かくなります。
通気がある壁の中は年中蒸れないので安心です。

人は骨粗鬆症になると骨折しやすくなります。
家も骨組みが腐って弱ると倒壊の危険があります。
50年後でも丈夫な骨組みを保てる家づくりが、
本来の意味で耐震性の高い家づくりと思います。

「呼吸する家」詳しくは → http://itobuild.co.jp/?page_id=8777